(2014年2月28日 13:00〜14:15)
日本大学経済学部 専任講師 博士 (地域政策学)
佐々木 一彰 (ささき かずあき) 氏
2013年12月5日、特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律 (通称IR推進法) が国会に上程された。
この法案は一般的には「カジノ法」と呼ばれており、この法案が可決された場合、日本におけるカジノの合法化の初めの一歩を踏み出すことになる。
本講義では、この法律の基本的概要、基本的考え方について解説する。講師は、カジノをテーマとした博士号 (地域政策学博士) を取得しておりその博士論文は『ゲーミング産業の成長と社会的正当性-カジノ企業を中心に-』税務経理協会として刊行されている。
(2014年2月28日 14:20〜15:35)
グローリー株式会社 国内事業本部 自動サービス機器営業統括部長
馬杉 一郎 (ますぎ いちろう) 氏
日本におけるカジノ合法化の期待が高まり、各種団体における研究会、シンポジウムも活発になってきている。
本講義では、各国のカジノの現状を解説し、日本版カジノのあり方を考える一助に資するものである。併せてグローリーが展開してきたKIOSK端末、現金処理機の導入事例を基に、海外カジノにおけるシステム化の実態を紹介する。
(2014年2月28日 15:45〜17:00)
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 芸術・文化政策センター
兼 経済・社会政策部 主席研究員/センター長
太下 義之 (おおした よしゆき) 氏
現在、立法府の審議を通じて日本におけるカジノの合法化が現実化しつつあり、民間諸団体においてもカジノに係わる議論が活性化している。
本講義は、日本版カジノの概説と特にICT業界にとってどのようなビジネスチャンスがあるのについて解説する予定である。講師は、日本初のカジノに関する本格的な政策提言書『日本版カジノ―制度・規制の考え方から計画・設立・運営まで』 (東洋経済新報社、2003年) の共著者の一人で、日本における数少ないカジノ政策の専門家である。