転換期に差し掛かった介護ビジネス10年先を占う

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プログラム

1. 介護保険制度改革と10年先の介護ビジネス

(2014年2月27日 13:00〜13:55)

 2015年4月に予定されている介護保険制度改正は、高額所得者の自己負担2割化や、要支援者への訪問介護や通所介護の地方への移管など、過去の改正にはみられなかった大きな動きがみられます。  今回のセミナーでは、「2割負担の幕開け」と「地方への移管」の延長線上で、2025年に向けて介護保険制度はどのように変化するのか、また介護ビジネスはどうあるべきなのかを解説いたします。

  1. これまでの介護保険制度の変遷と介護ビジネス
    1. 年の介護保険改革
    2. 年に向けた介護ビジネスのありかた

2. 学研ココファンの事業戦略

(2014年2月27日 14:00〜14:55)

 介護業界にとって1番の課題は、良質な人材の確保である。良質な人材を確保するためには、業界をより魅力的なものにしていくことが必要不可欠である。そのためにも、業界では敬遠されがちな表現だが、「競争」「効率化」「適正化」「営業努力」などを通し、「必要なサービスを、必要な人に、必要な量を、適正な価格で提供する」というビジネスとして当たり前の仕組みにしていく事で、社会保障費の抑制にも貢献することとなり、介護スタッフの処遇改善に還元できるのではなかろうか。

  1. 『高齢者住まい法』改正とサービス付き高齢者向け住宅
  2. 介護保険制度改正とサ高住事業への影響
  3. 高齢者向け住宅を取り巻くマーケットの変化
  4. 学研が提案する介護と住まいの新しい形 サービス付き高齢者向け住宅「ココファンシリーズ」
  5. これからの高齢者住宅とは

3. わが国初のヘルスケアリートの実現に向けて

(2014年2月27日 15:05〜16:00)

 有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅の大半は、地主が遊休地の有効活用 (相続税対策) として建設しオペレーターに賃貸されています。一方、病院の大半は、医療法人が福祉医療機構や銀行からの借入金 (理事長の連帯保証) で建設し医療法人が自己保有しています。
ヘルスケアリートはこれらに代わる新しい仕組みです。不動産をヘルスケアリートに長期安定的に保有してもらうことにより、資金調達や不動産管理の問題から開放され施設の運営や医療事業に専念できるメリットがあります。オペレーターや医療法人の視点から待望されるヘルスケアリートの可能性について解説します。

  1. ヘルスケアリートとはどのような仕組みか?
  2. オペレーターや医療法人にとって ヘルスケアリートを活用するメリット・デメリットは?
  3. 高齢者、投資家、行政にとってヘルスケアリートが誕生する意義は?
  4. どの様な施設がヘルスケアリートの対象になるか?
  5. ヘルスケアリート創設に向けての課題は?

4. セコム医療システムの医療・介護事業の経緯・現状・今後について

(2014年2月27日 16:05〜17:00)

 セコムは、ご家庭にホームセキュリティを通じて「安全・安心」を提供していますが、建物の「安全・安心」が守られた、その先には「家で暮らす人への安全・安心」「医療や介護に選択肢のある世の中が豊かな社会である」という理念のもと1991年訪問看護と薬剤宅配サービスを組み合わせたサービス事業の開始から、訪問介護、シニアレジデンスなどの介護・福祉サービスを手掛けてきました。度重なる制度改定にもセコムの強みを生かして開発したサービスを既存事業に加える等、変化を好み変化を楽しむ精神の我が社の医療・介護の経緯と取り組みから、今後の展望課題を紹介します。

  1. セコムが目指す地域連携モデル
  2. 「こんなサービスがあったらいいな」の実現化が、セコムの使命と役割
  3. セコム・マイドクター・プラス -セコムの介護とセキュリティー
  4. 今後の展望

会場

アイビーホール 青学会館
150-0002 東京都 渋谷区 渋谷4-4-25
アイビーホール 青学会館の地図

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