材料の抗菌性・抗感染性の発現メカニズムと抗菌加工および評価

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本セミナーでは、抗菌性の発現のメカニズムと、その対策、また評価法について解説いたします。

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プログラム

成熟した先進国の一つである我が国において、 感染症を防ぎ、衛生環境を向上させることは重要な問題である。 これはとりわけ高齢化社会となった現在、あるいは近未来においてきわめて重要な問題となっている。これからの材料は機能性のみでなく、環境に優しく、また細菌やカビに対して影響を受けにくい、いわゆる人に優しい材料がますます必要となってくるであろう。
抗菌性はその一つの重要な要素であり、本講義では、これらの発現のメカニズムと、その対策、また評価法について明らかにしたいと考える。

  1. はじめに
  2. 抗菌性とは
    1. 定義
    2. 食品加工分野での問題
    3. 医療現場での問題
    4. その他の種々の環境での問題
  3. 抗菌性のメカニズム
    1. 光触媒
    2. 金属
    3. 有機物
  4. 材料の抗菌性評価法
    1. 粉末評価法
    2. スライドカルチャー法
    3. フィルム密着法
    4. 問題点と将来展望
  5. 実用抗菌材料とその開発動向
    1. 我が国の抗菌バルク材料の動向
    2. 抗菌性コーティング材料の動向
    3. 将来展望
  6. バイオフィルムと抗菌性
    1. バイオフィルムとは何か?
    2. バイオフィルムと抗菌性
    3. バイオフィルムと材料科学
    4. バイオフィルムの評価法
    5. バイオフィルム制御のテクノロジー
  7. 将来展望

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん
140-0011 東京都 品川区 東大井5丁目18-1
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