特許権行使・交渉の実務

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本セミナーでは、特許権者側、侵害者側の代理人として手掛けてきた講師の豊富な経験を踏まえ、行使・交渉のテクニックの伝授いたします。

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プログラム

知的財産基本法が成立した2002年から10年を経ようとした現在、低コストを求めての生産拠点の海外流出、廉価商品の国内流入等の経済状況の劇的変化の中で、「アイディア」を強い権利として如何に取得し、如何に効率的に行使し、如何に企業の利益として現出させるかが業容の維持拡大にとって極めてクリティカルな問題となって来ています。  毎年公表される政府知的財産戦略本部による知的財産推進計画とは裏腹に、直近5年間における特許権に関する訴訟の実績は必ずしも権利者に有利なものとは言えませんでした。ここに至り、産業界からの強い声に押され裁判所の判断傾向にも変化が見られ始めましたが、訴訟を最終手段とする前段階として権利行使の交渉が重要な企業のストラティジーとして威力を発揮することは言うまでもありません。 講師が弁護士として東西の特許権関連訴訟のほかに特許権者側、侵害者側代理人として手掛けてきた多数の経験を踏まえ、行使・交渉のテクニックのキーポイントをお伝えできれば幸いです。

  1. 特許権の概要
    1. 権利取得のフローチャート
      • 審査段階 ・審判段階
    2. 権利行使の成果、ライバル企業に与える影響
  2. 特許権の戦略的取得
    1. 特許出願手続における「仕込み」
    2. 特許拒絶理由回避のテクニック
  3. 特許権の戦略的行使
    1. 近時の裁判所における特許性判断・侵害判断の傾向
    2. 訴訟のメリット、デメリット
    3. 実例
  4. 特許権の戦略的交渉
    1. 審判制度の現状
    2. 審判制度の活用
    3. 交渉の開始からクロージングまでの注意点
    4. ディフェンス側の交渉テクニック
    5. 実例

会場

ドーンセンター
540-0008 大阪府 大阪市 中央区大手前1丁目3-49
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受講料

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