第1部 カーボンブラックの樹脂への配合技術と分散不良対策
(2014年3月14日 10:30~13:00)
導電性カーボンブラックは絶縁性の素材に導電性を付与する材料として広く用いられている。本講では、導電性に影響をおよぼす分散配合技術、②実用面から見た導電材料の評価について解説する。
- はじめに
- ケッチェンブラック配合コンパウンドの特徴
- カーボンブラックの分散技術
- 分散状態と樹脂物性
- ハード (機械) による対策
- ソフト (配合組成) による対策
- 凝集物の評価法
- カーボンブラックと他種導電材との比較
第2部 カーボン系フィラーとしてのカーボンブラック表面改質と特徴、応用技術
(2014年3月14日 14:00~16:30)
第2部 カーボン系フィラーとしてのカーボンブラック表面改質と特徴、応用技術
カーボンブラックとはなにか?カーボンブラックの特性を十分理解し、目的とする用途に応じ配合設計することが特徴ある製品を生み出すポイントとなります。 本講演では、カーボンブラックの一例として導電カーボンブラックを挙げ、その種類や特徴といった基礎編から、表面改質技術と特徴、応用技術に関する内容全般をわかりやすく説明します。
- カーボン系フィラーとは?
- カーボンブラック
- カーボンナノチューブ:各種カーボンナノチューブの特徴、SWCNT,MWCNT
- カーボンナノファイバー:VGCF、グラッフェンプレートレット
- 炭素繊維、グラファイト
- 導電性フィラーの用途 (導電性マップ)
- 導電性カーボンブラックとは? ~構造、種類と特性~
- 構造、物理・化学的性質
- 一次粒子
- アグリゲート
- アグロメレート
- 表面官能基
- 結晶性
- DBP吸収量
- 凝集体径
- 導電性発現機構
- パーコレーション
- 各種導電性カーボンブラックの特徴と特性値 (粒子数、アグロメレート径)
- 各種導電性カーボンブラックの種類と特性
- ケッチェンブラック
- アセチレンブラック
- オイルファーネスブラック
- カーボンブラックの表面改質技術とその応用
- 表面官能基
- 結晶性
- 多孔性
- 異元素ドープ
- カーボン被覆
- キャパシタへの応用