変形性関節症の病態 基礎と最近の知見をふまえた臨床現場が望む新薬像 診断像

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変形性関節症 (OA) は患者数の最も多い関節疾患であるにもかかわらず、その進行を抑止できる治療法は確立されていない。これはOAの病態解明が遅れていたからである。しかし最近の研究成果からOAの病態に関する理解が大きく変化してきた。 本講座でははじめにOAの発症、進行のメカニズムについて現在の一般的な病態の理解と最近の知見を概説した後、OAのバイオマーカーについても触れる。また後半では演者自身のデータを含めて治療薬の開発を念頭に我々が現在までに得た知見と今後の研究の展開について述べる。

  1. OAの発症機序
    • 発症に関与する要因
    • 加齢によりOAが発症する機序
  2. OAの進行機序
    • 軟骨細胞側の要因
    • 滑膜側の要因
    • 軟骨下骨の関与
  3. 臨床所見から見たOAの進行と症状の実際
    • 実際の症例に見る進行過程
    • 変形性関節症の進行と症状、身体所見の関連
    • 膝OAの臨床所見:痛みはどこから生じるのか?
  4. OAの診断と進行を予想するバイオマーカー
    • OAにおけるバイオマーカー確立が困難な理由
    • 従来の報告と最近の新知見
  5. ヒト検体の解析からOAの病態を解明する
    • OA軟骨における遺伝子発現の解析
    • OA滑膜における遺伝子発現の解析
    • OA関節液の解析
    • ヒト検体の解析結果から考えられるOAの進行機序

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135-8073 東京都 江東区 青海2丁目4-32
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