(2014年1月30日 14:00〜15:25)
国内では90年代後半からカーナビやテレマティクスが市場浸透し、2008年迄には海外に先行する高度なコネクテッドカー・サービスを既に実現していた。その後5年余りで、スマホやクラウド、ビッグデータ等の情報通信技術がグローバルに発展し、クルマ向けも含め各種モバイル・ソリューションが急速に市場浸透している。今後、クルマの多様なセンサーデータからクルマの走行状態や運転者の状態を把握する事でより高度な安全・安心・利便性を提供する事が可能となり、ADAS (Advanced Driving Assistant System) やその先の自動運転の実現に向け、車載情報通信技術が大きく寄与する事になる。
(2014年1月30日 15:35〜17:00)
「交通事故ゼロ」を目指すには、事故原因の9割以上と言われる人間のミスをカバーしたり、人に代わって運転したりする自動運転技術が不可欠だが、実現には人に代わるクルマの「知能」が必要になる。周囲360度のセンサーと周辺交通とのネゴシエーション「知能」により、高速道路と一般道路の双方で自動運転が可能な「Nissan Autonomous Drive」を紹介するとともに、自動運転に求められる知能の定義、難易度、解決すべき課題、さらに自動運転の未来について考察する。