1. 東京電力におけるスマートメーター導入概要および今後の具体的展開
(2014年2月14日 14:00〜15:25)
スマートメーターの導入は、遠隔自動化による検針・出向業務の効率化やデマンドレスポンスによる設備投資の抑制といった当社の価値だけでなく、お客さまに対する多様な料金メニューや新サービスに必要な、新しい社会インフラの提供をねらいとしている。また、2700万個の大規模なネットワークを早期に構築し、安定稼働させる為には、プロジェクトの確実な推進が必要となる。本講義ではその取り組みの概要を説明する。
- スマートメーターの動向
- 東京電力におけるスマートメーターの位置付け
- スマートメーター導入に関するこれまでの経緯
- スマートメーター導入のねらい
- スマートメーター開発・取り組み状況
- 今後の課題と留意点
- 質疑応答/名刺交換
2. スマートメーター無線に関するNICTの研究開発と国際無線標準通信規格Wi-SUNの展開~ ECHONET Liteプロファイルにみる「普及化」~
(2014年2月14日 15:35〜17:00)
新たな無線システムとして、スマートメーター用無線が注目を集めている。本講演では、当システムに関するNICTの研究開発、IEEE802標準化、規格認証団体Wi-SUNアライアンス設立を介した普及化動向を説明し、ECHONET Liteプロファイルの策定を含める国際無線標準通信規格Wi-SUNの展開について述べる。
- スマートメーター用無線SUNの概要
- SUNの利用形態
- SUNの所要条件
- NICTにおける研究開発
- 省電力マルチホップ通信の検討
- SUN無線機の開発と実証
- IEEE802委員会における標準化
- 標準化タスクグループの構成概略
- 15.4g/5eタスクグループにおける規格策定
- Wi-SUNアライアンスによる普及化
- アライアンス設立の背景と概要
- Wi-SUNプロファイルの設定と普及化
- 質疑応答/名刺交換