本セミナーでは、機械設計について基礎から解説いたします。
講師の長い設計経験から得た設計のポイントをまとめ、様々なノウハウをお伝えいたします。
学校設計と実務設計は全く別物で、新人設計者が機械工学の知識を頼りに実際の機械を設計しても満足なものは出来ません。それは当然のことで、機械工学は各科目に分割され、機械の事象について分析した知識の体系です。実際の機械を設計するには、それらの知識を総合して、要求仕様から有形の機械にまとめあげるノウハウが必要なのです。 ベテラン設計者を含む団塊世代の大量定年退職が過ぎ、企業に蓄積されていた機械設計に関するそうしたノウハウは消滅しつつあります。 また、元来、機械設計は失敗を繰り返して、上司や先輩に叱られながら身につけるものとされてきました。しかし、低コスト・短納期が求められる現在、新人技術者が失敗を重ねているコストも時間もありません そうした状況を踏まえて、本セミナーでは講師の長い設計経験から得た設計のポイントをまとめ、独自に体系化。初級技術者の手引きとなるものとなっております。例えば、設計構想の立て方で系統図法を使用したり、溶接設計では型鋼の刃を見せるな等、5~6年程度は実務に携わった技術者が身に付けている様々なノウハウを本セミナーでは開示する予定です。即戦力化を目指す実務経験が浅い方の参加をおすすめ致します。