(2014年2月1日 13:00〜13:55)
消費税率が2014年4月より8%へ引き上げることが決定しました。医療機関に取り巻く環境は更に厳しくなっていくことが予想されます。しかし、増税や診療報酬改定に囚われず診療報酬の算定をいかにして高く算定し収入に繋げるか、また薬剤費・材料費をいかにして抑えるか、医療機関に於ける医事課の重要性は益々高まっていくことでしょう。当院の取り組みについて、実践を踏まえてご紹介したいと思います。
(2014年2月1日 14:00〜14:55)
病院の会計業務というと、支払・契約・決算等お金にまつわる多岐の業務がありますが、特に契約業務については、経営改善に直結するという観点から、材料や機器の購入に際し市場調査を実施する・競争性を働かせる等、さまざまな取組・検討を行われていることと思います。しかし、物品購入以外の契約、とりわけ医療機器保守業務においては機器の安全使用に対する必要性が高まる一方、契約にあたり市場価格との単純比較ができない、請負先が限られている等、検討材料の乏しさに直面することがあります。そこで、本講では、院内のニーズ・質を阻害することなくローコストを図る選択肢がないか?を取組事例とともに紹介します。
(2014年2月1日 15:05〜16:00)
看護師の離職率を低減させるために、労働環境の整備、給料、人間関係、教育制度、職務満足やモチベーションを向上させる人的資源管理が必要とされます。特に給与については、離職の大きな要因の一つであることは言うまでもありません。しかし、処遇改善をするためには原資を確保しなければなりません。そこで、当院が実際に行った処遇改善のための具体的な手段と成功事例を紹介いたします。
(2014年2月1日 16:05〜17:00)
「コスト削減」と聞くと思い浮かぶのは「ケチケチ活動」であることが多いと思いますが、「ケチ」にはどうしてもマイナスイメージがついて回り、仮に「コスト削減」が目標達成されても働く職員のモチベーションが下がってしまい、結果的に生産性の低下を招いてしまうケースもあるように思います。そして、実務における契約交渉、単価交渉など価格交渉は現実として存在するにも関わらず、その「交渉」や「説得」を体系的に学ぶ機会は多くありません。
そこで本講では、単なる「節約活動」にとどまることない、そして院内関係者や取引業者とも適切なコミュニケーションを継続するための、LCOの方法論を実例とともに紹介いたします。