マニュアルではわからないZEMAXの使い方 中級編

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レンズ設計では専用ソフトを使用して行うことが現在一般的です。中でもZEMAXはその使いやすさやコストパフォーマンスからユーザを増やしており、人気光学設計ソフトの1つです。
このZEMAXは機能も豊富で、レンズ設計に関わる一連の作業を全て処理することが可能ですが、必ずしもその方法や考え方などがマニュアルに記述されていません。また豊富な標準機能の一方で、ユーザが計算したい特別な指標や、煩雑な作業を繰り返す定型作業時のミスを防止するための一括処理、標準で用意されていない最適化用オペランドといった特別な機能はマクロ機能を用いて実現する必要があります。  本セミナーでは具体的な事例を題材に、どのようなマクロを記述すればこれらが実現できるのかを解説しZEMAXの使いこなしがワンランクアップすることを目指します。なお、事前知識として、光線収差やMTFに関する基礎的な知識、ならびにZEMAXのごく初歩的な使用方法に関する知識をお持ちであることが望ましいです。

  1. ZEMAXの各種設定
    1. 波長設定
    2. 像高設定
    3. 絞り、瞳径設定
    4. レイエイミング
    5. ピックアップ、ソルブ
    6. 光線収差を考慮したデフォーカス設定
  2. マクロの概要
    1. バッチ型マクロ
    2. オペランド型マクロ
    3. 主要なオペランド
    4. 呼び出し方
    5. マクロの簡単な事例
  3. オペランド型マクロ
    1. 設計
      1. レンズパワー
      2. 面倍率
      3. MTFピーク合わせ
    2. 生産性向上
      1. 厚み、間隔敏感度低減
      2. 面シフト、ティルト敏感度低減
      3. レンズシフト敏感度低減
      4. 環境温度敏感度低減
      5. Z値制御
    3. その他
      1. デバッグ方法
  4. バッチ型マクロ
    1. 3次収差
    2. 像高⇔入射角度対応
    3. ビネッティングファクタ更新
    4. 倍率色収差計算
    5. ディストーション計算
    6. レンズ最大径計算
    7. フォーカステーブル計算
    8. レンズ曲率半径、厚みの誘導
  5. その他

会場

株式会社オーム社 オームセミナー室
101-8460 東京都 千代田区 神田錦町3-1
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