MOT:Management of Technologyは、大学や専門機関を始め、新製品や新技術を開発する実務者の基礎的な学問体系です。しかし、経営学で言うなら「ドラッガーの経営学を学べば、また、MBAの資格を持てば一流の企業トップ経営者の活動ができるか?」という内容に似た疑問が多いため、 本セミナーでは、①MOTの内容を体系的に見直す。②その中から、実務で活用可能な内容を整理する。③MOTが重視するCS (顧客満足) やVOC (顧客の声を生かした) 製品開発事例を解析する。④新製品・新技術を具体的に成功へ導く要点やチェックポイントをつんだ後、⑤実務展開事例を通してMOTの実務展開の要点を整理することにします。
- MOTの構成と狙い
- 学問体系MOTの生い立ち
- 専門大学が求めるMOTに対する期待
- MOTが重視するマーケット・イン
- MOTが提唱する新たな視点 (例:ダーウインの海、技術ロードMAPなど)
- MOT視点で見た新製品開発「失敗事例」の解析
- MOTを実務で活用するCS・VOC対策のポイント
- マーケティング手法の重要性と、活用の実務
- マーケティング手法の種類と活用
- マーケティング解析で判る、売れる新製品と売れない新製品
- 筆者体験談:マーケティング手法活用事例
- 顧客ニーズ実態把握~SWOT分析
- マーケティング手法、その戦略的活用法の全棚卸
- 顧客ニーズ実態把握~SWOT分析~製品トレンド把握と対策
- 新製品開発に必要なリスク考慮の大切さ
- 明確化すべきCS・VOC対策やサービスの基本
- SWOT分析と顧客ニーズ調査の実務
- 企業が取るべきCS・VOC対策の基本的行動の整理
- MOT的に見た新製品・新技術開発成功事例に学ぶもの
- VOC視点によるアイデアの創出法
- 実務で役立つアイデア発想のコツ
- アイデア発想法の総棚卸し
- アイデア発想に有効性を高めるVE活用術
- 全く発想が異なるアイデアを取得する方法
- やって判る、右脳に蓄えられた多数のアイデア
- 全社の知恵を集めるデザイン・イン対策の実務
- MOTに付加すべきデザイン・イン対策の必要性
- MOTに付加すべきCAE (IT) の活用
- CE (コンカレント・エンジニアリング) の要点
- 米国GE社に見る6σ適用効果
- トヨタ式GD3に見るデザイン・イン対策と効果
- JMA・TZD研究会で得た効果的なデザイン・イン対策事例
- Q&Aとまとめ