(2014年1月20日 13:00〜13:55)
我が国の在宅ケアは「家族介護」を中核として、その補填システムであった。しかし今日の在宅は同居家族は存在しても核家族化や少子化により「介護ができる家族」は希有な状態にある。そこで家族に代わる介護として、地域包括ケアシステムが求められている。
(2014年1月20日 14:00〜14:55)
在宅医療と大学医療。両者は一見遠い存在のように思えるが、一人の患者を診る事には変わりがない。日本は世界各国に先駆けて超高齢社会に突入する。世界が目を向ける在宅医療で今日本がすべき事は何か。日本の在宅医療の真価がこれから問われようとしている。大学医療と在宅医療その新しい架け橋となるべく活動する我々の内容を概説する。
(2014年1月20日 15:05〜16:00)
人類史上、類を見ない少子化を伴った超高齢社会が到来しつつある。高齢化対策の核心は地域包括ケアシステムの構築である。
(2014年1月20日 16:05〜17:00)
超高齢多死社会を迎え、高齢者の多くが虚弱な期間を経て死に至る。この期間の健康課題解決を病院中心のヘルスケアシステムに求めることが困難だ。そこで、医療・介護・保健・生活支援・住宅の領域からなる地域包括ケアシステム構築が急務となり、在宅医療への期待が一層に大きなものとなった。22年の実践に裏打ちされた在宅医療の本質を伝えたい。