(2014年1月29日 11:00~12:30)
世界中で一番多く使用されている臭素系難燃剤について、安全、安心して使用、選択する為の説明を行います。個別の臭素系難燃剤についての理解と用途別に使用例の理解を深めていただきます。
(2014年1月29日 13:15~14:45)
現代では金属やガラスの代替として樹脂が様々な用途に使用されている。さらに近年ではリサイクルや廃棄時における環境への配慮に対しての注目が高まっており樹脂を用いた製品づくりに影響を与えている。そのような環境の中で、ポリアミドや、ポリステル樹脂のような汎用性の高い樹脂を難燃化し、安全性を確保することが課題となっている。 本講座では近年注目されている素材である高融点ポリアミド樹脂と、特性バランスに優れた汎用性を持つポリエステル樹脂に注目し、環境対応型高効率難燃化という観点からのアプローチを紹介する。 クラリアント社が販売しているExolit OPシリーズを例にとって各種樹脂に対する難燃化とそれに伴う基礎物性の変化等を実例に沿って解説いたします。高融点ポリアミドやポリエステル樹脂の難燃化を達成するために是非ご参加ください。
(2014年1月29日 15:00~16:30)
難燃剤の環境安全性が問題になってから既に20年を超している。最近は臭素系、リン系難燃剤ともその安全性が見直され、アゲンストの風は弱まってきている。しかし一部の難燃剤についての懸念は続いている。今回は、いくつかの法規制の最近の動きを考え、従来、あまり取り上げられない難燃コンパウンドの製造技術についてゴム、エラストマーとプラスチックの両方から考えてみたい。