日本市場におけるバイオプラスチックの開発動向と今後の課題

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本セミナーでは、バイオマスプラスチック、生分解性プラスチック (ポリ乳酸等) の、最新の状況と、今後の課題、取り組みのポイントなどについて解説いたします。

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プログラム

20世紀の画期的素材として発展を遂げてきたプラスチックはいま日常生活の中で、多くの利便性を与えるものとして欠かせない存在になっています。  一方、使用量・範囲が拡大するにつれて、安定で長持ちする性質もあいまって、使用後のプラスチックゴミの問題、枯渇化が懸念される化石資源の大量消費に対する、今後の持続的な供給確保の問題、気候変動の抑止への配慮などの観点から、従来の機能優先から、グローバルな地球環境の配慮に考慮した取り組みの必要性が叫ばれています。  こうした観点から注目されているバイオプラスチックの、最新の状況と、今後の課題、取り組みのポイントなどにつき説明します。 世界的課題である気候変動の抑止への貢献と、化石資源に依存しない有用素材の持続的な供給という観点より、バイオマスプラスチックが世界的に注目されており、多様な角度から多くの取り組みが進められています。こうした現状を正しく理解していただくことで今後のプラスチック関連産業の指針に寄与すればと考えています。

  1. プラスチックと環境
    1. 生活の利便性とプラスチック
    2. プラスチックと環境問題
    3. 気候変動問題とバイオマスプラスチック
  2. バイオプラスチックとは?
    1. 生分解性プラスチックとバイオマスプラスチック
    2. バイオプラスチックの定義と分類
    3. 生分解性プラスチック (グリーンプラ) 普及促進の意義
    4. バイオマスプラスチック普及促進の意義
  3. バイオマス資源活用の必要性と課題
    1. バイオマス資源とその特性
    2. バイオマス活用の必要性とその課題
    3. グリーンイノベーション 非可食バイオマスを原料とした化学品生産技術と実用化 経産省「新バイオマス研究開発・利活用計画」
  4. 生分解性プラスチックの利用と課題
    1. 生分解性機能とその活用
    2. 生分解性機能商品の利用状況
    3. 生分解性プラスチック利用拡大のための課題
  5. バイオマスプラスチックの種類と分類
    1. 新規バイオマスプラスチック
      1. ポリ乳酸 (PLA)
      2. 微生物産生ポリエステル (PHA)
      3. ポリトリメチレンテレフタレート (PTT)
      4. バイオマス由来コハク酸からのポリエステル
    2. 既存石油系プラスチックのバイオ原料化
      1. バイオポリオレフィン
      2. バイオポリエチレンテレフタレート
      3. ナイロン (ナイロン11、ナイロン4、ナイロン610)
      4. 熱硬化性プラスチック 不飽和ポリエステル、ウレタン
    3. 天然バイオマス原料の変成
      1. セルロース系
      2. 澱粉系
      3. リグニン系
  6. バイオマスプラスチックとしてのポリ乳酸
    1. ポリ乳酸の製造法
    2. ポリ乳酸の物性改良技術
    3. ポリ乳酸の加工技術
    4. ポリ乳酸の安全性
  7. バイオマスプラスチックの利用状況
    1. 包装分野
    2. 生活資材分野
    3. 繊維・不織布分野
    4. 電気電子分野
    5. 自動車分野
    6. 海外の動向
  8. バイオプラスチックの実用化拡大に向けて
    1. バイオプラスチックの新しい流れ
    2. バイオ由来資源からの化学品製造の取り組み
    3. 現状のバイオプラスチックの位置づけと課題
    4. バイオプラスチックの今後の見通し

会場

タイム24ビル
135-8073 東京都 江東区 青海2丁目4-32
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