講座前半では、執筆段階、レビュー段階 (自己点検を含む) の2つの視点から、正確で読みやすい日本語を書くコツ、統一が必要なスタイル、効果的なレビューの手順など、ドキュメントの品質確保のポイントを解説します。
講座の後半では、実際に治験総括報告書のレビューに取り組んでいただきます。14章の図表を参照元資料として、11章 (抜粋) を点検・修正していただく実践的な内容です。
- 執筆段階での品質確保
- 読みやすい日本語を書くには
- 日本語の文の基本-主語、述語、目的語の関連が不明確になる原因 -
- 文の出だしと結びの不整合
- 名詞化 (Nominalization)
- 受動態の多用 など
- 日本語を読みやすくするヒント
- 「それぞれ」の使用法
- 「及び」と「又は」の使用法
- 結論を前に出す など
- 注意が必要な用語
- 「症例」「患者」「被験者」の違い
- 「比」「割合」「率」「頻度」の使い分け など
- スタイルの遵守
- テンプレートの活用
- 科学的に正確な記述
- 群としての変動と個々の被験者の変化
- 変化量や群間差が負の値をとる場合 など
- レビュー段階での品質確保
- 参照元資料との整合性の確認
- 文章の点検・修正
- 何を点検するのか?
- 理想的なレビューと次善策 など
- 演習
- 治験総括報告書のレビューを体験! 約1時間、じっくり取り組んでいただきます。
- 解説
- 質疑応答・名刺交換
※プログラムは、後日変更する場合がございますがご了承ください。