(2013年12月5日 13:00〜14:30)
私立大学病院医療安全推進連絡会議では、職員が安全に働くための環境を整備する事を目的に2011年に都内私立大学附属病院本院に勤務する全職員29,065名を対象に質問紙による調査を行った。その結果、回収率は78.6%で過去1年以内に院内暴力を受けた人は44.3%だった。更に暴力が原因で「退職したいと思った」が3.7% (1,159名) 、「死にたかった」が0.2% (58名) いるにもかかわらず個人の対応としては、我慢や謝罪をしている現状が明らかになった。今回は、この調査結果を報告する。
(2013年12月5日 14:40〜17:00)
かつて警察在職中、「病院から、暴力の被害を受けた」と訴えを受理したことがない。しかし、現実は多くの病院で、しっかりした悪意ある暴力が年に数件起き、その顛末は「ガマン」と太く書かれた精神入魂棒で職員は抑えられている。「病人だから」、それで良いのでしょうか?腰の引けない医療を実践・実現するため悪質クレーム・暴力の原因と対応方策を紹介する。