(2013年11月21日 14:00〜15:25)
FIT (再生可能エネルギー固定価格買取制度) 開始以降、空前のメガソーラーブームに沸く日本。しかし、一方で早くも「使用済み太陽電池」の処理が新たな環境問題として浮上している。それどころか、2011年12月には欧州において、廃電気電子機器のリサイクルを義務づけるWEEEの対象に太陽光発電システムが指定された。
これにより太陽光発電のリサイクルは焦眉の急の課題となったといっても過言ではない。そのため、日本や海外でリサイクル・リユースへの取り組みが本格化しつつある。
本講演では、太陽光発電市場の将来像を展望しながら、リサイクル・リユースを巡る国内外の関連業界の動きを詳述していく。
(2013年11月21日 15:35〜17:00)
再生可能エネルギーの固定価格買取制度の開始に伴って、太陽光パネルの設置が活況化してきた。 EUにおいては既に同様の制度の実施により、50GWが設置されている。そのため、既に20~30年後に大量に発生すると予想される廃棄を見越して、リサイクル制度が始まっている。日本でも何年か遅れて、遅れながらもこの状態は訪れることを見越して、秋田県では日本におけるリサイクルシステムの構築を開始したので、その概要を述べる。