(2013年11月18日 15:00〜15:55)
我が国が抱える現下の最大かつ喫緊の課題は経済再生である。この課題を解決するためには、科学技術イノベーションの役割が不可欠であり、科学技術イノベーションなくして日本の経済再生はないといっても過言ではない。
こういった現状認識の下、世界最先端のレベルにある日本の研究開発の成果を科学技術イノベーションにより、実用化・事業化までつなげていくため、本年6月7日に「科学技術イノベーション総合戦略」が閣議決定された。
本講演では、科学技術イノベーション総合戦略の概要とその取組状況を説明する。
(2013年11月18日 16:05〜17:00)
2014年度科学技術イノベーション関連予算については、総合科学技術会議が政策全体を俯瞰して、限られた予算を有望な分野や施策に重点的に配分し有効に活用するため示した「資源配分方針」に基づき概算要求されている。今回の予算は、「科学技術イノベーション総合戦略」を受けて、概算要求までの予算重点化プロセスを進化させたほか、総合科学技術会議が府省の枠を超えて自ら予算配分する「戦略的イノベーション創造プログラム (SIP) 」の創設が盛り込まれたこと等を特徴とする。 本講演では、こうした取組を中心に2014年度概算要求の概要、主な重点施策等について紹介したい。