本セミナーは『 (次世代) 自動車室内に要求される熱マネジメント技術とウィンドウ用遮熱・断熱材料の開発動向』講座を2テーマセットにしたコースです。
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通常受講料 : 84,700円 → 割引受講料 69,800円
次世代自動車室内環境に要求される熱マネジメント技術と材料
(2013年12月10日 13:00~16:30)
地球温暖化と化石燃料の枯渇に加えて,原発停止という状況にあって、自動車の駆動源は、ますます低燃費化、高効率化している。このため従来は、あまり問題にされなかった空調動力が注目を集めている。電気自動車のように駆動効率が高い車両では、冷房や暖房の使用により、航続距離が30~50%も低減する。このため新しい空調方式や断熱化を主体とした新材料が求められている。
本セミナーでは、空調だけではなく、駆動用の温度管理についても解説する。
- 自動車に対する環境からの要請
- 地球温暖化の影響
- 資源枯渇
- 原発停止
- 一次エネルギ
- 次世代自動車の特徴
- 低燃費ガソリンエンジン車 (ダウンサイジングターボ)
- クリーンディーゼルエンジン車
- ハイブリッド自動車
- プラグインハイブリッド自動車
- 電気自動車
- 電気自動車とガソリン車の比較
- 電気自動車における空調の重要性
- 燃料電池自動車
- 次世代自動車の空調の課題
- 航続距離
- 効率
- 電気自動車用空調
- 方式と比較
- 電気ヒータとヒートポンプ
- 低外気温対応
- 廃熱利用の可能性
- ハイブリッド車用エアコン
- クリーン・ディーゼルエンジン車用補助暖房
- ホットガスヒータ
- 冷媒-冷却水熱交換システム
- 車両の熱マネジメント改善
- 排熱回収システム
- 蓄冷/蓄熱システム
- 新しい冷凍サイクルの可能性
- エアコンの改善
- 空調シート
- 内部熱交換器
- 換気熱回収
- 空調システムの変化にともなう部品,内装材の変化
- ガラス
- 断熱材,遮音材
- 軽量化,小型化
- バッテリの温度管理
- 方式比較
- 選定法
自動車ウィンドウにおける遮熱、断熱材料・技術の開発動向
(2013年12月12日 10:30~16:00)
第1部 ポリウレタン、ポリカーボネートを用いた自動車ウィンドウの遮熱、断熱技術 (仮)
(2013年12年11日 10:30-12:00)
※作成中
第2部 自動車樹脂グレージングの開発・課題と熱線遮蔽材料としての技術動向
(2013年12年11日 12:45-14:15)
自動車部品の軽量化は、炭酸ガス排出量の削減、燃費向上につながる大きな手段で、中でも自動車用窓ガラスの樹脂化は軽量化効果も大きく、非常に注目されているテーマである。本講演では、欧米を含めた開発動向、自動車用窓ガラスの要求規格、樹脂化における成形加工技術と、熱マネジメントへの要求に関する技術的課題とその取組みに関して概説する。
- はじめに
- 樹脂グレージングの背景
- 市場動向と各国要求規格
- 樹脂グレージングの特徴と技術的課題
- 樹脂グレージングの特徴
- 多色成形技術とCAE予測技術
- 熱線遮蔽、熱マネジメント
- まとめ
第3部 ナノ粒子分散によるハードコートの機能化・日射遮蔽性付与と遮熱性評価
(2013年12年11日 14:30-16:00)
自動車ウィンドウガラスの機能化技術として注目される日射遮蔽 (IRカット) 技術を紹介する。フィルムやシートへのIRカットコーティングを中心に、ハードコート剤への機能化粒子剤の分散技術や実際の効果や評価方法などにも言及し事例を交える。また、紫外線領域の遮蔽性 (UVカット) について機能や効果の紹介も行う。
- 日射遮蔽のニーズと樹脂窓の付加技術
- 日射遮蔽の必要性
- 樹脂製ウィンドウガラスの日射遮蔽技術
- 樹脂練り込みとハードコートへの付加
- 反射と吸収の両技術比較
- 粒子分散による日射遮蔽ハードコート
- 粒子分散によるハードコートの機能化
- 日射遮蔽剤の分散と分光光学特性
- 分散液の安定性と諸性能
- 日射遮蔽ハードコートの性能試験
- ハードコートの物性評価
- 耐久性評価結果
- 日射遮蔽PC樹脂パネルの実用評価
- 日射遮蔽パネルの性能試験
- 実用評価結果
- 実用化製品事例の紹介
- 紫外線遮蔽の現状
- 紫外線遮蔽のニーズと機能
- 紫外線遮蔽の方法と技術
- ハードコートへの適用例