地球温暖化と化石燃料の枯渇に加えて,原発停止という状況にあって、自動車の駆動源は、ますます低燃費化、高効率化している。このため従来は、あまり問題にされなかった空調動力が注目を集めている。電気自動車のように駆動効率が高い車両では、冷房や暖房の使用により、航続距離が30~50%も低減する。このため新しい空調方式や断熱化を主体とした新材料が求められている。
本セミナーでは、空調だけではなく、駆動用の温度管理についても解説する。
- 自動車に対する環境からの要請
- 地球温暖化の影響
- 資源枯渇
- 原発停止
- 一次エネルギ
- 次世代自動車の特徴
- 低燃費ガソリンエンジン車 (ダウンサイジングターボ)
- クリーンディーゼルエンジン車
- ハイブリッド自動車
- プラグインハイブリッド自動車
- 電気自動車
- 電気自動車とガソリン車の比較
- 電気自動車における空調の重要性
- 燃料電池自動車
- 次世代自動車の空調の課題
- 航続距離
- 効率
- 電気自動車用空調
- 方式と比較
- 電気ヒータとヒートポンプ
- 低外気温対応
- 廃熱利用の可能性
- ハイブリッド車用エアコン
- クリーン・ディーゼルエンジン車用補助暖房
- ホットガスヒータ
- 冷媒-冷却水熱交換システム
- 車両の熱マネジメント改善
- 排熱回収システム
- 蓄冷/蓄熱システム
- 新しい冷凍サイクルの可能性
- エアコンの改善
- 空調シート
- 内部熱交換器
- 換気熱回収
- 空調システムの変化にともなう部品,内装材の変化
- ガラス
- 断熱材,遮音材
- 軽量化,小型化
- バッテリの温度管理
- 方式比較
- 選定法