(2013年12月7日 13:00〜14:15)
情報システム導入には、巨額な投資が必要になる。にもかかわらずそれに見合う適切な事業計画を立案して進めている施設は少ない。導入計画を立案することで、資金調達から稼働に向けた操作練習までのロードマップが作成できる。新しい情報システムの導入の掛け声となる事業計画発表は、すべての職員と外部関係者に施設の未来をアピールすることができる。
(2013年12月7日 14:20〜15:35)
電子カルテの普及により、システム会社も電子カルテ導入には徐々に手馴れてきたものの、医療施設側の作業にはまだまだ抜け漏れがある。ここでは、トップが決断しなければならないこと、セキュリティ意識、導入後にシステム会社が興味を失ってからの運用方法や評価について、の三点に注目する。システム稼働後は注目を失いがちであるが、決してそうではないことを本講を通じて整理したい。
(2013年12月7日 15:45〜17:00)
電子カルテをはじめとした医療情報システムの活用によるデータの共有化、運用改善を行う医療機関が増えている。しかし医療情報システムの利点はデータの共有化だけでなく、膨大に蓄積されたデータを有効活用することで経営改善のみならず運用改善に繋げることができる。本講座では当院の導入事例を挙げ、医療情報システムにあるデータを活用するためのポイントについて講じたい。