(2013年11月15日 13:30〜14:30)
中国では、年内にもTD-LTEライセンスが主要キャリアに発給される見込みです。これを契機として中国のモバイル市場の転換点になるだけでなく、「本命」の中国がサービス開始することにより発揮されるバーゲニングパワーからグローバルのLTE市場に対しても大きな影響を及ぼす可能性が考えられます。既にMVNO開放をはじめ、これに連動した動きも始まっています。 本講演では、中国が国策として進めるモバイル関連の様々な最近の政策面、マーケット面での動向をベースに、TD-LTEがドライバーとして果たしうる今後の中国市場を展望します。
(2013年11月15日 14:45〜15:45)
米国の通信業界では最近、2つの大規模M&Aが注目を集めました。一つは、日本のソフトバンクによる全米第3位の携帯電話会社スプリントの買収。もう一つは、ベライゾンによるベライゾン・ワイヤレス (VW) の100%子会社化です。ベライゾンはVWの100%子会社化にあたり、合弁パートナーのボーダフォンに1,300億ドル (約13兆円) もの巨額の対価を支払う予定です。これらの大型M&Aを通じて、米国の通信市場の現状について解説します。
(2013年11月15日 16:00〜17:00)
かつて新興国と言えば「BRICs」 (ブラジル、ロシア、インド、中国) だったが、最近ではそれ以外の国々も台頭してきており、新興国がカバーする範囲は非常に広くなりました。新興国では、携帯電話が急速に普及することによって、人々の生活を大きく変えました。
その新興国の動向を、携帯電話を軸にして、各地域の現状と端末の特徴、アプリの使われ方、サービスなどを解説していきます。カバーする地域は、時間の都合上、アフリカ、インド、アジア (中国を除く) を予定しています。