高分子の難燃化技術の事例・評価と3極法規制動向

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プログラム

第1部 ポリオレフィン系及び高分子複合材料の難燃化とその評価 ~PPを中心として~

(2013年12月12日 10:30〜12:10)

 高分子の燃焼メカニズム及び難燃化メカニズムをわかりやすく解説。また、難燃化技術については、各種難燃剤の基礎的な難燃化反応、メカニズム及び難燃性向上例を詳細に解説する。 研究例として、難燃PPに、フィラーであるタルク及びガラス繊維を添加した場合の難燃性への影響を解説。また、難燃性が良好となる難燃剤とフィラーの最適配置をサンドイッチ成形の例により解説する。

  1. 燃焼の化学
    1. ろうそくの燃焼機構
    2. 高分子の燃焼機構
  2. 難燃の化学
    1. 難燃化するには
      1. 難燃化機構について
    2. 難燃化技術
      1. 高分子の構造設計による難燃化
        • 高分子の構造と難燃性の関係
      2. 酸化反応場での燃焼反応の抑制による難燃化
        • 臭素系難燃剤/酸化アンチモン系難燃システム
      3. 固相及び気相の冷却による難燃化
        • 金属水酸化物 (吸熱剤) 系難燃システム
      4. 材料表面・内部への伝熱抑制による難燃化
        • リン系難燃システム
  3. 高分子複合材料の難燃化
    1. 臭素系難燃PPの難燃性に及ぼすフィラー添加の影響
      1. タルクの添加量及び粒子径の難燃性に及ぼす影響
    2. 臭素又はリン系難燃PPの難燃性に及ぼすガラス繊維長の影響
      1. ガラス長繊維とガラス短繊維の場合の難燃性比較
    3. 臭素又はリン系難燃PPサンドイッチ射出成形品の燃焼特性
      1. サンドイッチ成形による難燃剤と無機フィラー (タルク) の最適配置

第2部 欧米の主要な化学物質規制と難燃剤について

(2013年12月12日 13:00〜14:40)

 難燃剤は高分子材料を難燃化するために幅広く使用され、火災による人的・経済的損失を防止するのに大きく貢献しているが、その一方で一部の難燃剤については法規制によって使用制限されているものがある。  本講座においては、欧米を中心とした化学物質規制の動向について整理する。

  1. 欧州の主要な化学物質規制について
    1. REACH規則
    2. CLP規則
    3. RoHS指令
    4. EUエコラベル (別名:EUエコフラワー)
    5. その他
  2. 米国の主要な化学物質規制について
    1. TSCA
    2. Design for the Environment An EPA Partnership Program
    3. EPEAT
    4. その他
  3. その他
    1. 日本におけるトピックス
    2. その他の国におけるトピックス

第3部 FPC用接着剤用途におけるエポキシ樹脂の難燃化と特性

(2013年12月12日 14:50〜16:30)

 フレキシブルプリント配線板 (FPC) の製造に用いられるエポキシ樹脂系接着剤を接着剤特性と絶縁信頼性を極力犠牲にすることなく、ハロゲンフリー難燃化する処方設計について述べる。

  1. はじめに
    1. 新日鉄住金化学の概要およびエポキシ樹脂事業とFPC用材料事業について
    2. FPCと接着剤について
    3. FPC用接着剤の技術課題とハロゲンフリー難燃化について
  2. FPC用エポキシ樹脂系接着剤のハロゲンフリー難燃化処方と特性
    1. 接着剤の構成成分
      1. エポキシ樹脂
      2. 硬化剤
      3. 触媒
      4. 難燃剤
        • (a) シクロフェノキシホスファーゼン
        • (b) DOPO
      5. 改質剤
        • (a) カルボキシル基含有NBR
        • (b) 各種フェノキシ樹脂
    2. 接着剤の配合処方
    3. 接着剤の特性に及ぼす難燃剤、改質剤の影響
      1. モルフォロジー
      2. 動的粘弾性とTg
      3. 引張試験特性
      4. 難燃性
      5. フロー性
      6. ピール強度
      7. 絶縁信頼性
      8. 耐マイグレーション性
  3. まとめ 参考文献

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