我が国は、PIC/S加盟に向けて2012年3月に加盟申請し、加盟にあたり2013年8月30日にGMP施行通知が改正された。一方、三極薬局方の国際調和は、1990年からPDGで展開され、ICH Q4Bで相互承認が進められている。微生物試験法は、日局15から日局16改正で、「微生物限度試験法」及び「無菌試験法」がICH地域において相互利用可能となったが、参考情報「培地充てん試験 (プロセスシミュレーション) 」及び「無菌医薬品製造区域の環境モニタリン法」などは国際調和が図られていない。これら微生物試験の改正GMP施行通知への対応にあたり、試験方法の設定並びに実施上の日常管理、逸脱管理について解説する。
- 医薬品の品質基準の国際調和と微生物試験法について
- 医薬品の品質基準に関する国際調和
- CH,PDG,ISOについて
- PIC/SとPIC/S加盟に向けたGMP施行通知の改正について
- 医薬品の品質保証と微生物試験について
- 国際調和された微生物試験法
- 微生物限度試験法
- 微生物限度試験法の国際調和の経緯
- 微生物限度試験法の国際調和における主な改正点
- 微生物試験法の設定
- 微生物限度試験の実施上の留意点
- 原料の微生物管理
- 製品の微生物管理
- 微生物試験室の日常管理
- 無菌試験法
- 無菌試験の目的と限界
- 無菌試験法の国際調和の経緯
- 無菌試験実施上の微生物汚染に対する予防措置
- 無菌試験の培地及び培養温度
- 無菌試験用培地の適合性
- 無菌試験手法の適合性試験
- 製品の無菌試験
- 無菌試験の実施にあたり
- 無菌試験の観察と結果の判定
- 微生物試験の逸脱管理
- 国際調和が図られていない微生物試験法 (参考情報)
- 培地充てん試験 (プロセスシミュレーション)
- 培地充てん試験 (プロセスシミュレーション) の主な改正点
- 培地充てん試験 (プロセスシミュレーション) の合理的な実施
- 無菌医薬品製造区域の環境モニタリング法
- 環境微生物のモニタリング
- 環境微生物のサンプリング方法
- 環境微生物の生菌数試験法
- 環境微生物試験法のバリデーション
- 日局16第一追補の主な改正点と運用
- まとめと質疑応答
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