従来は既存顧客の要望にひたすら『すりあわせ』を行うことで事業を「受動的」に行ってきたが、今後、国内外のグローバル競争でサバイバルするためには、市場への「能動的」な組織的取り組みが必要となる。
当セミナーでは、生産財という特徴を踏まえたマーケティングの考え方の理解を目的とする。マーケティング戦略の策定の考え方やポイントの理解も深める。
- 生産財マーケティングの事例紹介
- 企業例:東レ炭素繊維、コマツ、キーエンス、シマノ など
- 生産財マーケティングとは
- 製造業の戦略の基本:技術―製品―事業を1セットで考える
- マーケティングとは
- 消費財と生産財の違い
- 製品戦略:製品コンセプト企画、製品アーキテクチャー企画 など
- 価格戦略:価格設定における主な変数、単一製品・複数製品の価格設定 など
- 広告プロモーション戦略:広告から営業のマルチチャネル戦略 など
- 販売チャネル戦略:直接販売、間接販売、電子商取引 など
- 日本製造業の生産財マーケティングの課題
- そもそも市場環境変化を認識できているか?
- 顧客セグメントとターゲティングは明確か?
- 顧客価値=製品・サービスの差別化戦略は明確か?
- 顧客の経営・事業ソリューション提案が出来るか?
- 製品・技術アーキテクチャーとビジネスモデル戦略は連動しているか?
- サービスや情報を組み込んだビジネスモデル戦略であるか?
- エコシステムからの差別化発想が出来ているか?
- 競合企業ベンチマーキングが行われているか?
- 新興国における価格戦略は適切か?
- 生産財マーケティングの戦略モデル
- ドメイン変革の戦略モデル
- プロダクトライフサイクル戦略モデル
- アンゾフの成長ベクトルの戦略モデル
- アライアンス・M&A戦略
- オープンイノベーション戦略 ～オープン&クローズ戦略～
- エコシステム戦略
- 生産財におけるグローバルマーケティング戦略
- 国・地域×産業マトリックスによる市場セグメンテーションと優先度付け
- 海外の有望市場における顧客企業とのパートナーシップ構築
- 国・地域や産業の横断による共通化戦略
- 海外の競合他社のゼロベースのベンチマーキングと事業として勝つ競争戦略
- 生産財におけるグローバル・ブランド戦略
- ビジョナリーな顧客企業を巻き混んだ未来シナリオ構想
- 結果重視型の戦略実行計画の立案、そして経営資源の集中
- 生産財マーケティング戦略の策定
- 戦略策定のステップ
- ステップ1.戦略検討の与件整理と戦略仮説の想定
- ステップ2.戦略コンセプト企画
- ステップ3.業界構造分析
- ステップ4.市場・用途セグメンテーションと有望市場・用途の特性分析
- ステップ5.顧客特性分析
- ステップ6.競合ベンチマーキングと自社分析
- ステップ7.生産財マーケティング戦略の検討
- ステップ8.生産財マーケティング戦略の計画立案 ～成果直結型ブレークスループロジェクトとは～
- 演習「戦略コンセプト企画」