本セミナーでは、リスクの回避方法や書面調査への対応、GLPや試験計画書からの逸脱への対応を実例に沿って説明いたします。
非臨床試験のための被験物質は医薬品 (医療機器) 、工業化学物質、労働化学物質、農薬、動物薬等と多義にわたるが、信頼性確保や保証の手順として本質的に差はないと考えられることから医薬品の試験を主体とする。非臨床試験は、計画、実施、測定機器の値を含めた成績、さらに申請書の作成から規制当局への提出まで、多くの担当者の手にゆだねられる。 そのため試験法に加えて取扱い等のソフト面と測定機器等のハード面の両面から解説する。信頼性確保や保証の方法としてはGLPとして確立されているが、実際に生データと実験ノートの取扱いを通して、直接試験と関わりのない方にも、試験系による留意点等を説明する。単純な誤字・脱字から誤解を招かない表現まで事例による解説に加えて、部署間の書式の統一による誤りの回避並びに文章のカット・アンド・ペーストによる効率化についても説明します。