ナノ粒子・ナノ材料のリスク評価と国内外の規制動向と低減対策

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本セミナーでは、ナノ材料の曝露評価や有害性評価はどのようにするのかや、米国、EUなど各国の規制動向も解説いたします。

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多種多様のナノ材料が様々な分野で使われています。各国で力を入れ開発している技術であることから、新たな物理・化学的特性を持つナノ材料が開発、生産、製品、消費、廃棄の行程に入りつつあります。  一方、人や環境中の生物がこれらの物質に曝露される可能性が増えることから、安全性に対する懸念が生じてきています。国際的にもナノ材料のリスクを評価し、安全を確保するためには規制や対策をどのようにすればよいかの検討がされています。米国では有害物質規制法のもと重要新規用途規則の提案、EU内ではフランスでナノ材料の報告義務制度が施行され、OECDやUNなど国際機関において、また、我が国においても関連省庁、各企業や研究施設において様々な取り組みが行われています。同時に安全性評価の結果を次の開発に生かすことも進められています。  本講座ではナノ材料のリスク評価、国内外の規制動向、低減対策について概観します。

  1. はじめに
  2. リスク評価 (CNT, TiO2, Agを中心に)
    1. ナノ粒子の定義
    2. 曝露評価
    3. 有害性評価
      1. 健康影響評価
      2. 環境影響評価
    4. リスク評価
      1. リスク評価手法の現状と課題
  3. 国内外の規制の動向
    1. 米国
      1. NIOSH (国立労働衛生研究所) の動向
      2. EPA (環境保護庁) の動向FDA (食品医薬品局) の動向
      3. FDA (食品医薬品局) の動向
    2. EU
      1. 欧州化学物質庁の動向
      2. 欧州委員会の動向
    3. フランス、英国、ドイツの動向
    4. OECDの動向
      1. 工業ナノ材料作業部会の動向
      2. 工業ナノ材料スポンサーシッププログラムの進捗状況
    5. その他の国々 (カナダ、オランダ、ノルウェーなど) の動向
    6. 日本
      1. 関連省庁の動向等
  4. 低減対策
    1. リスク低減対策
      1. 曝露対策
      2. 有害性低減対策

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん
140-0011 東京都 品川区 東大井5丁目18-1
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