本セミナーは『植物工場2日間特別セミナー』を2テーマセットにしたコースです。
セット受講で特別割引にてご受講いただけます。
通常受講料 : 99,600円 → 割引受講料 69,800円
(2013年11月28日 10:30〜12:10)
人工光下、管理された栽培条件で植物を育成する完全閉鎖型植物工場における栽培は、天候に左右されず一定品質の作物の安定供給が可能であり、無農薬栽培が可能などのメリットがある。しかし、完全閉鎖型植物工場における最大の問題点は、コストが高いことである。 我々は、新たに開発したHEFL照明装置を用いて野菜工場システムの構築を試み、植物工場のこれまでにない低コスト化を実現することが出来た。さらに、この植物工場において、溶液や光の波長を制御した栽培によってビタミンやミネラルを多く含む高機能性野菜を生産する方法を確立した。 そこで、本講演ではHEFL照明を用いた植物工場の詳細と高価格で販売可能な高機能性野菜の栽培方法について説明したい。
(2013年11月27日 13:00〜14:40)
近年、ポリフェノール化合物など植物に含まれる強い抗酸化力をもった天然素材には、老化の原因となる「活性酸素」の除去、紫外線吸収などの防御機能など、アンチエイジング効果を有する化合物が多く発見されている。どのような植物に機能性物質が含まれているのか?また、このような植物を植物工場で効率的に生産するためには、どのような技術が必要であるか?今回、抗加齢および抗糖尿病効果を有する植物にターゲットを絞り紹介する。
(2013年11月28日 14:50〜16:30)
(2013年11月28日 10:30〜12:10)
<講師より>
(2013年11月28日 13:00〜14:40)
近年、農業を取り巻く環境は大きく変わりつつあり、農産物の生産は無農薬栽培が注目を集め、植物工場による生産も農水省などの政策の一つとして掲げられている。 本講座では、LED照明を用いた植物工場での植物の生長制御について解説する。その中で、生物の光の受容方法や識別能力に触れ、植物の形態形成に重要な光受容体の役割などについて解説し、 LED照明の特徴である狭帯域光の中から、植物に重要な働きを起こさせる赤色と青色に着目し、それらの配合割合が植物に与える影響について解説する。
(2013年11月28日 14:50〜16:30)