ストレスに対処し、折れない心をつくるセルフケア手法「ART」

再開催を依頼する / 関連するセミナー・出版物を探す
会場 開催

日時

開催予定

プログラム

Ⅰ.看護現場でのストレスと若手のメンタルの問題

 看護師はストレスの多い職種です。エラーを避けながら複雑な業務を行う精神的緊張、交代制・深夜勤務による心身の疲労、患者の要求や検査・治療手段の高度化、看護の業務拡大など環境変化への適応がストレス要因となります。さらには、医師とのコミュニケーション、世代が異なる後輩ナースとの意思疎通、他職種とのチーム医療活動など、対人関係ストレスも増えています。  また、看護管理者だけではなく、「ゆとり世代」を含めた若手ナースはストレス耐性が弱い傾向があり、メンタルな問題による離職を防止するための試みが看護部の重要事項となります。

Ⅱ.中堅ナースが職場の活性化と離職防止の鍵

 ストレスとこころの健康づくりの対策は、看護師本人による「セルフケア」、看護管理者による「ラインケア」、そして看護部の職場における「組織ケア」、そして「専門家によるケア」に分かれます (厚生労働省委託、中央労働災害防止協会資料を参考) 。  当研修では主任・師長/係長・課長などの中堅ナースを主な対象とし、看護管理者が「セルフケア」の手法を学ぶことを目的としています。職場の核となる中堅ナースがバーンアウトにならずに活き活きと働く手法を身につけます。そして中堅ナースがロールモデルとなり、ストレスに悩む後輩ナースにこの手法を教える「ラインによるケア」により、看護部の生産性と定着率アップにつながることを期待しています。

Ⅲ.ネガティブ感情に対処する「ART」手法

 当研修で学ぶセルフケア手法「ART」は、ポジティブ心理学における「レジリエンス (逆境力) 」の実証研究から生まれました。職場環境や人間関係などの「変えられない要素」ではなく、ストレスを起因とする内面のネガティブ感情という自己コントロールが可能な要素に焦点を当て、「心の折れないナース」の育成に最適な手法です。
前回のセミナー (今年5月24日開催) のアンケート結果では
9割の方が「参考になった」と答え、好評を得ています。

会場

SSK セミナールーム
105-0003 東京都 港区 西新橋2-6-2
SSK セミナールームの地図

受講料

特典について