(2013年10月30日 13:30〜14:30)
日本においては、自販機や複写機といったテレメトリの領域等、独自のM2M市場が形成されてきたが、エネルギーや自動車領域を中心にグローバルでのM2M市場が拡大を続ける中、国内市場も新たな成長ステージを迎えることが期待されている。一方、ユーザベネフィットを最大化するデータ活用モデルの創出、事業者の収益性の確保の方法等、市場拡大におけるいくつかのハードルを解消することも必要である。NRIでは、2017年度では日本のM2M市場は8000億円を超える規模まで拡大すると予測しているが、最近のトレンドや事例を整理した上で、ユーザの視点や課題を織り交ぜながら、NRIが考える今後の市場の展望をご紹介する。
(2013年10月30日 14:40〜15:30)
国内のモバイルM2Mについては、数々の事例が出てきている。MCPCアワードでの受賞事例を中心に、そのビジネスモデルを分析し解説する。また、これからM2Mビジネスを始める方々に向けて、M2Mビジネスの課題とそれを解決する手法を説明するとともに、機器やアプリケーションサーバが短納期、格安で開発できる最新技術をご紹介する。
(2013年10月30日 15:40〜16:30)
遠隔地の機械を無線ネットワークで接続し、機械の稼働状況や保守データ収集などを可能にするのがワイヤレスM2Mだ。ビッグデータの活用に注目が集まる中、ビジネスのグローバル化を加速させる日本企業にとって、M2Mのグローバル展開も課題となる。
本講演では、国内外に対応したモバイル通信網 (3G/GPRS) を利用したグローバルM2M構築のポイントを、特にアジアのモバイル通信事情やM2Mプラットフォームのデモとともにご紹介する。