ビッグデータ活用の実際

再開催を依頼する / 関連するセミナー・出版物を探す
会場 開催

日時

開催予定

プログラム

我が国は、産業競争力の強化、マーケティング高度化への対応、高齢化への対応など、さまざまな課題にスピーディに対応し、国際的な優位性を確保していかなくてはなりません。これらの課題を解決するツールとして期待されているのが「ビッグデータ活用」。
本勉強会は、日本復活に向けた新たなビジネス機会を発見するため、「ビッグデータ活用」をキーワードにした3回講座です。第2回目は「ビッグデータ活用の実際」

1. 社会・産業の発展に寄与するモバイル空間統計

(2014年2月4日 13:00〜14:05)

 NTTドコモの「モバイル空間統計」は、携帯電話ネットワークのしくみを使用して作成される人口の統計情報です。24時間・365日の人口分布や性別・年齢層別・居住エリア別の人口構成が分かるこれまでにない人口統計情報であり、防災計画やまちづくり、商圏調査など、社会・産業分野でのさまざまな活用が期待されています。  本講演では、「モバイル空間統計」の概要およびプライバシー保護の考え方、リサーチでの具体的な活用方法について事例を交え、ご紹介いたします。

  1. 「モバイル空間統計」とは
  2. これまでの取組み
  3. プライバシー保護の考え方
  4. 具体的な活用方法

2. ビックデータ活用のための分析技術

(2014年2月4日 14:10〜15:15)

 ビッグデータ利活用においては、収集・蓄積されたデータから有用な知識を発見し、業務や経営における意思決定を最適化するための分析技術が重要となります。本講演では、異種多様な情報を統合分析することによってトラブル発生の要因・予兆を分析予測する「リスクマイニング技術」や、ソーシャルメディア情報を用いて社会や生活者の状況・行動を把握・予測する「生活者行動分析技術」などの具体的な研究事例を中心に、ビッグデータ利活用に関する先進技術開発の取り組みについてご紹介します。

  1. 過去を分析するための分析技術
  2. 現在を監視するための分析技術
  3. 未来を予測するための分析技術
  4. 分析知識の再利用

3. オープンデータは社会を変えるか – 私達が今、取組むべきこと -

(2014年2月4日 15:25〜16:30)

 オープンデータへの取組みは、EUでは2003年から英国を中心に、アメリカではオバマ政権以降、活発化しています。わが国においては、東日本大震災でオープンデータの必要性が認識され、2012年7月の電子行政オープンデータ戦略発表を契機に、官民の関心が一気に高まりました。
本講演では、オープンデータに関する内外の取組み事例をご紹介するとともに、なぜオープンデータが注目されているのか、今後、私達はどのように取組んでいけばいいのかをお話します。

  1. 東日本大震災の教訓
  2. 欧米の動向とわが国の取組み
  3. データの活用とは
  4. オープンデータ推進のために必要な環境整備
  5. 自分事として考える-オープンイノベーションに向けて

会場

SSK セミナールーム
105-0003 東京都 港区 西新橋2-6-2
SSK セミナールームの地図

受講料