(2013年10月17日 14:00〜15:25)
アクセンチュアは、世界で約1万人を対象としたエネルギー消費者調査を毎年実施している。世界のエネルギー消費者のニーズがどのように変容しているのか、消費者起点の市場トレンドを紹介する。
続いて、エネルギー業界の構造変革が進む欧米諸国におけるエネルギー事業者のマーケティング戦略や施策の変遷を俯瞰した上で、変容するエネルギー消費者のニーズへどのように応えようとしているのか、具体的な事例を交えて説明する。
最後に、業種の垣根を超えた合従連衡が進む海外の家庭向けエネルギーマネジメント市場の動向を紹介しつつ、電力システム改革を皮切りに歴史的な変革期を迎える我が国のエネルギー関連産業に対する示唆を説明する。
(2013年10月17日 15:35〜17:00)
2014年度には、東京電力株式会社がスマートメーターの本格展開を開始するなど、スマートハウス実現に向けたインフラ整備が始まる。同時に、スマートメーターとともに、社会のエネルギーマネジメント基盤としてだけでなく、多様なサービス実現のプラットホームと期待されるHEMSの普及を加速する工夫も必要となってくる。 そのような中、大手家電メーカー等10社で組織するHEMSアライアンスが、東京大学生産技術研究所との産学連携プロジェクトとして開始した「HEMS道場」 (http://www.hems-dojo.com/guide.html) では、付加価値サービスの萌芽とも考えられるアプリの試作品も出現してきている。 本講演では、多くの事業者が集い、付加価値サービスに関するアイデアやインフラなどを持ち寄って“互いに切磋琢磨“する場である「HEMS道場」の概要を解説するとともに、アプリ検討の実例等について報告する。