本セミナーでは、主にシャンプー・コンディショナーを例にして、人が実際に製品を使用して行なう官能評価と、毛束に製品を処理した時の機器による客観評価について、測定法の違いと相関性について解説いたします。
ヘアケア製品の研究開発において、それぞれの機能性に応じた処方が目標通りの効能効果を有しているか否かの性能評価について正しく行なわれているかが問題となる。
本セミナーでは、主にシャンプー・コンディショナーを例にして、人が実際に製品を使用して行なう官能評価と毛束に製品を処理した時の機器による客観評価について、測定法の違いと相関性を解析する。
演者は1997年より、毛髪すべり感テスターと毛髪こし感テスターを導入、2008年までに毛髪断面計や簡易毛髪引張試験機を増設し、第三者機関として数多くの試験を受託してきているので、それらの測定試験法について過去に行なったセミナーの内容を一部更新して解説を行なう。