本セミナーでは、光触媒の基礎から解説し、光触媒の応用展開、可視光応答型光触媒について詳解いたします。
(2013年11月12日 13:00〜14:40)
光触媒は日本で発見され、日本で主に商品化が進んできたことから、「日本発のオリジナル技術」と言われ、現在も日本が世界の光触媒技術を牽引し続けている。現在の市場規模は国内だけで800億円にも及び、住宅関連、電化製品、車両、道路関連、農業、水処理、衣料、生活用品、医療分野など、光触媒に関する製品はこれまでに数多く登場してきた。一方、最近は光触媒を用いた水分解反応から得られる水素生産などが環境・エネルギーの面から大いに期待されており、光触媒への注目はますます高まっている。 本セミナーでは、光触媒をこれから学びたい人、光触媒を用いた製品化に興味がある人といった入門者を対象に、光触媒の基礎から応用までを解説し、光触媒の最新研究と将来展望についても述べる。
(2013年11月12日 14:50〜16:30)
室内光による環境浄化あるいはエネルギー効率の良い青色LEDを用いた浄化装置を作製するために、可視光応答型光触媒の開発がすすんでいる。講義では、可視光応答型光触媒の反応メカニズムによる分類とそれぞれの特徴、それらの応用する際に考えられる問題点などについて話す。