スマートフォン・タブレット端末に向けた、カメラモジュールの低背化と耐熱レンズ等、キーパーツの最前線!

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会場 開催

本セミナーでは、カメラモジュールについて、携帯電話の市場動向、タッチパネルなどのキーパーツの技術動向を踏まえ、フロントカメラで要望が高まっているリフローカメラモジュールの耐熱部品・製法・コスト構成などについて詳細に解説致します。

日時

開催予定

プログラム

Smartphoneは2013年には市場全体の60%を越え、携帯電話の中心的な存在になっている。大画面かつハードキーがほとんどないシンプルなデザインで、ユーザーのハートを虜にして急激にシェアを拡大してきた。しかし、市場の大勢をSmartphoneが占めるようになった今、差異化を図るため筐体の薄型化が非常に重要なトレンドになっている。  一方、Tablet PCは絶対数こそSmartphoneの1/3程度であるが、伸び率ははるかに上回っている。そして、Smartphone同様、薄型化がトレンドとなっている。  このような変化を受け、Rear Cameraでは低背化の重要度が日増しに高まる一方、多画素化もトレンドとなっており、Image SensorのCell Sizeの縮小、新たな構造設計の工夫、低背化レンズ設計技術の確立、高CRAに対する対応など、従来にない高度な設計技術が要求されるようになってきた。また、Front Cameraでは、より低コスト、小型化、低背化、そして多画素化が進んでおり、それらを実現することが可能なWLOを採用したリフローカメラモジュールの本格実現を進めなければならない状況になってきている。  本講演では、市場の変化、その影響、そしてその結果どのような要求が出てきているのか、それを実現する技術的とは何か、さらにフロントカメラで要望が高まっているリフローカメラモジュールの耐熱部品・製法・コスト構成などについて詳細に解説する。

  1. Smartphone・Tablet PCの市場拡大にともない激化するCloud環境内覇権争い
    1. 携帯電話/Smartphone/Camera市場動向
    2. 新OS続々新規参入しますます激化するCloud環境内覇権争い
    3. Tablet PCの市場動向
  2. 市場急拡大にともない進化するSmartphone・Tablet PCの薄型化・高強度化技術
    1. Smartphoneの歴史と従来機種とのConceptの差異
    2. SmartphoneのDisplay Sizeの大型化・高精細化の限界と、その変遷がCamera Moduleの画素数増加に与える影響
  3. Smartphoneが要求するCamera Moduleの小型・低背レベルと実現課題
    1. Camera Moduleの小型・低背化を実現するための主要技術
    2. Camera Moduleの低背化がIRCFなどの構成部品に与える影響
    3. Camera Moduleの低背化を推進するBSIなどイメージセンサの小型・高性能技術
    4. 低背化を阻害する現状のLens製造技術の問題点とそれを打開する解
  4. 固定焦点Camera Moduleの低背化を実現するリフロー技術の概要
    1. リフロー実装の基礎知識
    2. 既存仕様とリフロー仕様Camera Moduleの製法などの比較
  5. リフローCamera Moduleの普及を本格化させる耐熱レンズの技術動向
    1. さまざまな耐熱レンズの製法と特徴
    2. WLOが実現可能なHybrid LensとCasting Lensの特徴比較
    3. 低背Camera Moduleの事業的実現を阻害するLensの複屈折とその抑制方法
  6. 高性能・低コストを両立させるリフローCamera Moduleの構成・仕様
    1. さまざまな耐熱レンズの生産性・コスト比較
    2. リフローCamera ModuleのSupply Chain
  7. Smartphone市場拡大にともない本格化する、 Cloud環境内におけるリフローCamera Moduleの車載・PCへの応用展開
  8. まとめ

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん
140-0011 東京都 品川区 東大井5丁目18-1
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