入門/再入門 電子機器の放熱技術

再開催を依頼する / 関連するセミナー・出版物を探す
会場 開催

本セミナーでは、電子機器の熱設計に必要な伝熱工学の基礎知識について解説いたします。

日時

開催予定

プログラム

  1. 電子機器の熱設計に必要な伝熱工学の基礎知識 (伝導、対流、放射)
    • ①伝導のメカニズムと理論式の解説、熱抵抗の求め方
    • ②対流のメカニズムの解説、 熱抵抗の求め方
    • ③放射のメカニズムと理論式の解説、熱抵抗の求め方
    • ④熱抵抗計算例 (ブロック温度の計算方法)
      • 伝熱現象を主にグラフや図で理解していただき、放熱方法を検討する際の基礎知識としていただきます。
  2. 半導体パッケージの熱抵抗
    • ①熱抵抗測定方法の解説
    • ②測定条件と熱抵抗値の関係
      • データシート上の熱抵抗値は特定の条件下で測定したデータのため、そのまま設計に使用すると不具合が生じることがあります。そこで、熱抵抗測定基準で使用されている条件を説明するとともにその条件を変化させると熱抵抗値がどのように変化するか理解していただき、熱設計の参考にしていただきます。
  3. ヒートシンクの設計手法
    • ①各種ヒートシンクの特徴
    • ②ヒートシンクの設計手順
    • ③熱伝導材料 (放熱シート、グリース、等) の特徴
      • 熱シミュレーションをせずに、必要となるヒートシンク各部の概略サイズを求めることができます。また、ヒートシンク取り付け時に使用する熱伝導材料の特徴を理解していただくことにより、材料の選定に役立てていただきます。
  4. ファンの使用時の注意事項
    • 次項の筐体の放熱方法と合わせてご理解いただき、放熱設計に利用していただきます。
  5. プリント配線板、筐体の放熱方法
    • ①プリント配線板の放熱方法
    • ②筐体の放熱方法
      • プリント配線板は部品の固定や配線のためだけではなく、放熱板と利用できます。そこでプリント配線板の層数や内層銅箔の厚さ、残存率等を変えると部品の温度がどのように変わるか理解していただき、放熱設計に利用していただきます。

会場

ちよだプラットフォームスクウェア
101-0054 東京都 千代田区 神田錦町3-21
ちよだプラットフォームスクウェアの地図

受講料

割引特典について

テキストとして、「 電子機器設計者のための放熱技術入門 」 (2,970円) を使用いたします。
テキストが必要な方は、お申し込みのテキスト希望欄から「必要」をご選択下さい。
受講料と、テキスト代(実費)を合わせて請求させていただきます。