本セミナーは、風力発電装置についての技術動向や、風車本体と部品レベルにおいて現状分析、解決すべき課題や今後の動向、海外競合先等について解説いたします。
風力発電装置は環境、エネルギー、経済問題のトリレンマと呼ばれる3Eを解決するのに最も有効であるが、わが国ではそれほど普及が進んでいるとは言えない。しかしながら長期的な展望に立つと化石燃料や原子力エネルギーへの依存が出来なくなるから再生可能エネルギーの開発が最も大きな課題である。風車はその中でも最も実用性があり、また潜在エネルギーも大きく上記の3Eを解決できる最も有効な機器になり得る。 一方でわが国の風車建設に関する諸課題は技術的にも政治的にも多くあるが、本講演では、技術的な観点からの話を主にその技術動向と風車本体と部品レベルにおいて現状分析、解決すべき課題や今後の動向、海外競合先等を説明する。