本セミナーでは、著作権業界で今押さえておくべき最新トレンドを分かりやすく解説いたします。
2012年に著作権法の大規模改正が行われたものの、著作権法には今なお重要課題が山積している。今期の文化審議会著作権分科会では出版社の権利問題について重点的に検討が行われており、近く法改正が予定されている。
また、日本がようやく交渉に参加したTPP (環太平洋戦略的経済連携協定) においても、著作権問題は重要な論点の1つとなっており、結論如何によっては、将来大幅な法改正が迫られることになり、業界には様々な憶測が飛び交っている。
本セミナーでは、前文化庁著作権課著作権調査官の講師 (2012年改正法の企画立案・立法作業全般を担当) が、官・民・海外の業界事情を踏まえた上で、これらの問題を初めとする、著作権業界で今押さえておくべき最新トレンドを分かりやすく解説するとともに、今後の動向を占うこととしたい。そして、これにより、来るべき変化に適応するための一助としていただきたい。