本セミナーは、病床機能報告制度とそれに連動する地域医療ビジョンの策定、さらに2016年診療報酬改定における機能分化の方向性から、今後の病院経営について解説いたします。
(2013年9月13日 13:00〜13:55)
病床機能
情報の報告・提供の具体的あり方について
(2013年9月13日 14:00〜14:55)
医療提供体制の長期ビジョンは、日本全体の話であり、同時に地域の特性を踏まえた「地域医療ビジョン」が必要である。病床機能情報報告制度は、地域医療ビジョン策定のための基礎資料を提供するものであり、今後の病院経営にとって極めて重要であることを示す。
(2013年9月13日 15:00〜15:55)
地方においては、診療範囲が広いことや人口が少ないために、各病院が外来から入院まで各分野を幅広く診療していることが多く、病院の機能分化が進みにくい。佐久総合病院は、従来、病院完結型医療を提供してきたが、今回、高度急性期を担う佐久医療センターと地域密着の医療を提供する本院とに病院を分割する。究極の機能分化ともいえるこの試みの概要と病院経営における影響について考察する。
(2013年9月13日 16:05〜17:00)
社会構造の変化によって「治す医療」から「支える医療」へと変化してくる。その中で、急性期医療の再構築と地域包括ケアシステムの構築が鍵となる。特に前者では、2016年から始まろうとする病床機能報告制度とそれに連動する地域医療ビジョンの策定、さらに2016年診療報酬改定における機能分化の方向性に注目したい。