本セミナーでは、電子カルテの導入された医療現場で注意すべきプライバシー保護を中心に、医療関係職員が日常的に行うべき安全管理について具体的に解説いたします。
(2013年10月10日 13:00〜14:15)
患者情報は高度のプライバシーに属するとともに、個人情報として保護の対象となる。患者情報が漏洩したり、守秘義務に反して不用意に患者情報を漏らした場合には、法的な損害賠償請求の対象ともなり得る。患者情報管理の注意点とリスク管理について、実例を中心に法的観点から解説する。
(2013年10月10日 14:20〜15:35)
電子カルテの普及により効率的なチーム医療が可能となってきています。しかし、医療情報の電子化により従来にない新たなリスクが生まれます。この対応には、個人情報を取り扱う全職員 (医療職とは限らない) の個人情報の取り扱いに対する知識レベルを上げることが重要です。本講では、電子カルテの導入された医療現場で注意すべきプライバシー保護を中心に、医療関係職員が日常的に行うべき安全管理について具体的に解説します。
(2013年10月10日 15:45〜17:00)
現在の電子カルテシステムにおける課題の一つは個人情報保護の更なる確立である。電子カルテの業務担当外閲覧を阻止するため、本院で現在実施している取組みを、大学病院が中心となり進めているICTを用いた長野県全域の地域医療連携 (信州メディカルネット) における個人情報の取扱いと比較しつつ、お伝えしたい。