はじめてのマイクロリアクター技術と最新動向

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プログラム

最初に、マイクロリアクターを有用に使うためのポイントを機能ごとに解説し、マイクロリアクターが持つポテンシャルを理解する。次に、日本、欧米で、これまでに成功してきたプロセス開発例 (10~20例) をマイクロリアクター利用を考えたポイントとともに紹介し、マイクロリアクター技術の最新動向、実用化の方向性、ビジネスモデルとしての今後の可能性について詳述する。最後に、マイクロリアクターを利用するにあたっての、設計、実験手順を解説し、すぐにでも実験できるための基礎知識を講述する。

  1. マイクロリアクターの能力と利用ポイント
    1. マイクロリアクターとは?
    2. 数ミリ秒内で完全混合
    3. ナノ粒子、液滴を精密に連続製造
    4. 伝熱速度50倍で簡単除熱
    5. 素反応制御による選択率を飛躍的に増加
    6. 爆発しない反応器 (爆発性物質を過酷な条件で操作)
    7. 気液界面の精緻な制御による高効率物質移動
  2. 開発事例と最新動向、今後の展望
    1. 開発の歴史
    2. 日本における開発事例  → 有機合成、ナノ粒子製造、化粧品用エマルション製造、高分子製造など
    3. 海外における開発事例  → 開発状況一覧、医薬中間体、高機能材料製造などマイクロリアクターとともに解説
    4. 今後の展望  → フローケミストリーとしての展開、本質安全コンパクトプラント、新ビジネスモデルへの展開
  3. マイクロリアクターで研究を進めるための手順
    1. 迅速混合流路の設計法
    2. 迅速熱交換流路の設計法
    3. 液滴利用流路の設計操作法
    4. マイクロリアクター実験の手順
    5. 大量生産へのスケールアウトの考え方
  4. さいごに  → マイクロリアクター技術がもたらす波及効果

会場

東京都中央区総合スポーツセンター
103-0007 東京都 中央区 日本橋浜町2丁目59番1号
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