情報システムプロデューサー養成講座

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情報システムプロデューサーとは、簡単に言うとビジネスとシステムを“橋渡し“できる人材のことである。ICTシステムの位置づけは、従来のような手作業を機械化する効率化のための道具から、経営や業務に貢献し、競争優位を築く戦略的な武器へと変わってきています。これに伴い、要件定義の難易度が増しています。このため「経営や業務に貢献する要求をいかに正しく形成しシステムに落とし込むか」これがシステム部門やSIベンダーにとって大きな課題となっています。原因の一つが、ビジネスとシステムを“橋渡し“でできる人材がいないことです。我々は今まで以上にビジネス視点を持ち、情報化やシステム活用を考え推進していく必要があります。  本セミナーでは、ビジネスを捉えるために役立つ事例やミニ演習を交えながら分かり易く解説していきます。

1. 富士通の既存資産戦略とモダナイゼーション技術

(2013年8月28日 13:00〜14:00)

 今日の情報システムは、経営や事業の要求に素早く対応することが求められています。そのような状況に対応するために企業ICTで必要な取組について解説いたします。  その取組みの第一歩となる、既存アプリケーションを活かし変化に強いアプリケーションに刷新するモダナイゼーションの技術について解説します。

  1. 今後取組むべきICTの課題と取組
    1. ビジネスを取巻く環境の変化
    2. イノベーションを阻む既存資産問題
    3. 富士通が考える情報システムの方向性
  2. アプリケーションモダナイゼーションの技術と進め方
    1. 「見える化」と「スリム化」
    2. 「最適化」
    3. 最適状態の維持と継続的改善
  3. 質疑応答/名刺交換

2. 要求に基づいた新たな業務を形成するためのテクニック

(2013年8月28日 14:10〜17:00)

  1. はじめに
    • 第1回のおさらい
  2. 業務形成の課題認識
    1. 変えるつもりで変わらない業務プロセス
    2. 業務の共通認識、合意形成の難しさ
    3. 業務の複雑さ
  3. 業務形成のポイント
    1. 業務の可視化、モデル化
    2. 業務の幹と枝葉を見抜く
    3. 業務の整理学
    4. シンプル化と柔軟化 など
  4. 要件定義の事例
    1. 人材育成事例
    2. 標準化事例
  5. 要件定義の効果と今後の見通し
    1. システム開発における要件定義の課題
    2. 効果データの考察
    3. 今後の要件定義の展望
  6. 質疑応答/名刺交換

会場

クラブハウス会議室 赤坂
107-0052 東京都 港区 赤坂2-5-1
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