日米欧中アジアの主要な化学物質規制法と製品含有化学物質規制法広く化学物質規制の全体像を把握したい方に向け企画いたしました。
EU REACH規則のSVHC (Candidate List収載物質) も144物質となり、2013年~2020年の間に、最悪でも440物質を評価するとしています。
EU RoHS (II) も2013年1月からCEマーキングによる適合宣言が開始されて新たなフェーズに入り、中国RoHS (II) 管理規則案の動きは止まっているものの、実施規則の認定機関と検査機関の公表と自主的適合宣言書のパブコメなど、目まぐるしく規制内容は変化しています。
法規制は変化するものと捉えて、企業の適合性体制の効率的構築が求められています。当講座では、国内外の化学物質規制法の本質と最近の動向から論点を整理し、企業対応やサプライヤマネジメント対応にも言及します。
ポイントを絞って解説しますので、時間のない方にもお勧めです。
- 化学物質規制の潮流
- 世界の規制法の本質
- ハザード管理とリスク管理
- 企業対応の基本対応
- 化学物質規制法の本質と論点
- 登録に関連する義務
- 対象となる化学物質の定義
- REACH規則の登録義務
- 中国:新化学物質管理弁法の義務
- 韓国:化学物質の登録及び評価に関する法律
- 日本:化審法
- 米国:改正TSCA案
- その他アジア諸国の規制法
- 分類とラベル表示に関する義務
- 国連GHSの概要
- EU:CLP規則
- 日本:JIS Z 7253 (2012) 及び関連規格
- 中国:GB13690及び関連規格
- その他アジア諸国の分類と表示
- 制限に関する義務
- EU: REACH規則の認可と制限の義務
- 中国:危険化学品安全管理条例
- 韓国:有害化学物質管理法
- 日本:化審法、毒劇法、消防法
- その他アジア諸国の規制法
- 情報伝達に関する義務
- 国連GHSによるSDS
- 国連輸送マーク
- JIS Z 7251/7253/7201による (M) SDS
- REACH規則による成形品の義務
- バイオサイド規則の処理された成形品の義務
- 製品含有化学物質規制法の本質と論点
- RoHS法の基本要求事項と論点
- EU RoHS (II) 指令の義務とFAQの解釈
- 中国RoHS (II) 管理規則の義務と実施規則の解釈
- アジアのRoHS法の義務
- その他の国のRoHS法
- CEマーキングと整合規格EN50581
- 技術文書の構成
- EN50581の概要
- 測定法
- IEC62321の測定法の概要
- 自発的認証制度実施規則とGB/T26125の測定法
- REACHとRoHSの測定の違い
- 測定の不確かさ
- 新たな義務
- 改正EU 玩具指令の義務
- 韓国 品質経営及び工産品安全管理法
- 企業対応
- 化学物質管理システムの要求
- 自社及びサプライチェーン管理の要点
- トピックス
- Q&A