本セミナーでは、現在高齢者が薬物治療上抱える様々な問題点を抽出し、既存の製剤の問題点について解説いたします。
高齢化の一途をたどる現在において患者のアドヒアランスを向上する事ができる製剤の開発は必須である。
本セミナーでは、現在高齢者が薬物治療上抱える様々な問題点を抽出し、既存の製剤の問題点を明らかにする。
また、これらの問題点を解決する手段として演者が取り組んできた半固形製剤についてその物理化学的特性の評価方法、また、臨床応用を考慮した包装形態の事例について述べる。
また、がん化学療法・放射線療法時に発症する口内炎の予防または治療を目的とした口腔内容製剤の調製と評価、また、近年取り組んでいるスプレー剤に関する評価方法等について紹介する。