オーファンドラッグの事業性評価を行う上で、従来の事業評価の基本を踏まえつつも、捕捉しきれない点を解説する。また、単なるプロジェクト評価のためのツールを超え、オーファンドラッグの製品化実現のために知らなければならないポイントを、プロジェクトの評価実務および評価手法の研究に携わってきた演者の視点から解説する。
- 製薬プロジェクトにおける採算性算出のスタンダード
- プロジェクト評価に使われるツール~NPV、ディシジョンツリー
- オプション価値とは何か~オプション理論 (リアルオプション)
- ツールでの価値算定を困難にする要因
- オーファンドラッグの市場性の特徴と判断に与えるエラー
(ケース・スタディー)
- 研究開発型製薬企業の意思決定の現況
- 高度分業制、オープンイノベーションとの関連
- プリンシパル=エージェンシー関係との関連
- オープンイノベーションとの関連
- 競争戦略からみた研究開発のポイント
- 競合情報 (コンペティティブ・インテリジェンス) による戦略構築の方法
- ニーズをどのようにしてとらえるか
- 研究開発におけるコミュニケーションの意味