高分子材料の自己組織化と機能性材料への最前線

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会場 開催

本セミナーでは、高分子の自己組織化をどのように理解して分子設計・材料設計を行うのか、またその成果としてどのような機能性材料の創生や製品・部材の高機能化ができるのかについて解説いたします。

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プログラム

一見トップダウンで形を付与している製品・部材に関しても、高分子はその成形条件の制限内で自己組織化による構造を形成している。そしてそれら製品・部材の物性は、この時形成される構造に大きく依存する。従って、種々の条件下での高分子の自己組織化挙動を理解することなく製品・部材の設計はできない。さらに機能性材料の創生を考えた場合では、高分子の基本的な挙動・自己組織化能力をどのように活かすかが、非常に重要なファクターとなる。  本講座では、最近の我々の研究成果を中心に、高分子の自己組織化をどのように理解して分子設計・材料設計を行うのか、またその成果としてどのような機能性材料の創生や製品・部材の高機能化ができるのかについて述べる。

  1. 高分子結晶間の相互作用力による機能化
  2. 側鎖結晶性ブロック共重合体の保有する機能
  3. 結晶性高分子微粒子分散系の粘度コントロール
  4. 熱レオロジー流体とその機能
  5. 結晶性相互作用力を用いた結晶性高分子の修飾方法
  6. リチウム2次電池インテリジェントセパレータ
  7. リサイクル樹脂の力学特性劣化因子
  8. 流動 (せん断) 誘起結晶化現象
  9. リサイクル樹脂の耐久性因子
  10. リサイクル樹脂の高度再生技術
  11. バイオマス高分子の高機能化微粒子創生
  12. 構造化表面を持つバイオマス高分子膜創生
  13. リビングラジカル重合法

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん
140-0011 東京都 品川区 東大井5丁目18-1
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