本セミナーでは、生体信号取得システム、それを高度化するMEMS技術はじめ周辺技術について解説いたします。
現在、MEMS技術による小型低消費電力なセンサが多数市販されるに至っている。これら市販のセンサを用いて、比較的小型で、絆創膏のように体躯に貼り付けることができる生体活動モニタリングシステムが実現できる。このシステムは心電、体温、環境温、湿度、気圧などを絶え間なく検出し、生体の状況を相当に精度良くモニタリングすることができる。ただし、市販部品を用いたシステムでは、サイズや価格、消費電力化に限界がある。このため、我々は生体信号取得用の専用MEMSデバイスを開発している。 本セミナーでは、生体信号取得システム (デモを含む) 、それを高度化するMEMS技術はじめ周辺技術について講義する。