GoogleやAmazonのクラウドがリリースされてから、5年が経過しています。今の時点で、5年の間にクラウドがどのような進化を遂げたのかを確認し、次にこれからどのような進化を遂げるのか、また望ましいのかを、特にPaaS型クラウド (Google App Engine) に焦点を当てて考察・予想します。
- 現在のPaaSクラウド機能概要
- クラウドフロントエンド
- オフラインファーストとクライアントサイドMVC
- リアリタイムWebとTSA (Thin Server Architecture)
- BaaS (Backend as a Service) BaaSでどこまでできるのか
- モバイルファーストとBaaS
- Security…OAuth、生体認証
- データストア
- 規模…地球規模の超巨大データストア Spanner、Colossus
- 種類…NoSQLの種類と特性 Cassandra、MongoDB、Neo4j etc
- ビッグデータMapReduceとこれからのBigData処理 Dremel
- CAP定理、Base理論の修正
- プラットホーム
- 演算処理装置…専用プロセッサ、GPU、FPGA、量子コンピュータ
- 記憶装置…新世代不揮発性メモリ、etc
- ネットワーク…UDPベース、プロトコル変換、光通信の超高速化
- Webアプリケーションプラットフォームとしてのクラウド
- 巨大クラウドの独自性…プラットホームの非互換
- 分散システムアーキテクチャのWeb適用