初歩から学ぶ粉体技術

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本セミナーでは、初心者がこれだけは絶対に知っておいてほしいという粉体技術の基本的な項目、実際に粉体を使う際の注意事項について、分かりやすく解説いたします。

日時

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プログラム

粉体は食品、薬品、化粧品などの日用品からハイテク産業に至るまで、様々な分野で使われている。すなわち、粉体は材料として取り扱う上で非常に便利な機能を持つため、原料、中間品、あるいは製品として、ほぼあらゆる産業で活用されている。その一方で、「粉体は魔物」とも言われており、様々なトラブルの原因ともなる。このことは、粉体の取り扱いが一筋縄ではいかないことを示している。  そこで本セミナーでは、粉体を初めて扱う技術者、研究者、さらには営業分野などに携わる初心者を対象として、「初歩から学ぶ粉体技術」を説明する。粉体を巧みに操る技術を「粉体技術」というが、その中身はきわめて膨大であり、かつノウハウの塊でもある。したがって本セミナーでは、初心者がこれだけは絶対に知っておいてほしいという粉体技術の基本的な項目について、順を追って分かりやすく説明する。さらに、実際に粉を使うための注意事項や、粉の持つ将来性についても説明する。

  1. 粉体とは何か?
    1. 粉体とは?
    2. 粉体はなぜ幅広く使われるのか? ― 粉の持つ重要な性質を知る
    3. 粉の使い方 ― 粉として使う、粉から製品をつくる
  2. 粉体取り扱いの基礎
    1. 粉体の基本的な特性とは?
    2. 気中での粉体の取り扱い方
      • 気中での粉体の挙動
      • 付着・凝集の原因とその対策
      • 気中での微粒子分散技術
    3. 液中での粉体の取り扱い方
      • 液中での粉体の挙動
      • 付着・凝集の原因とその対策
      • 液中での微粒子分散技術
  3. 粉体の特性評価方法
    1. 粒子の大きさとその分布
    2. 粉体の付着・凝集・流動特性
    3. 濡れ特性
    4. 帯電特性
    5. その他の特性
  4. 粉を実際に使うための注意事項、トラブル対策
    1. 粉体の作り方 – 粒子の大きさの制御、複合化デザイン
    2. 粉体を実際に使う際の注意事項
      • 粉体の取り扱いが材料特性に及ぼす影響
      • 粉体を取り扱う際の環境を知ることが大事
      • 粉体の僅かな不均質性がトラブルの原因になる
      • 粉体処理条件の僅かな違いが材料特性に大きく影響する
      • 粉体を正しく使って材料の性能を向上させる
  5. 粉を使った材料開発の実例 実用化されたものを含めて、いくつかの事例を具体的に紹介

会場

江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)
136-0071 東京都 江東区 亀戸2-19-1
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